どんな気持ちだって、人生の一部

どんな気持ちだって、人生の一部だと考えたら、なんだか愛おしくなって来ますね。

Call me by your nameの余韻が抜けなくて、自分って感情もコントロール出来ない腑抜けだとも思いますが、これだけ感情を味わうことができるのも、私の強みなのかもしれないです。

そう思ったら、映画を観ても何とも思わないって人よりも自分は感情的には豊かな人生を歩んでいるのかなと思ったり。
別に、何とも思わない人が悪いとかそんなんじゃないですよ。いちいち映画に心を動かされていても大変ですから。

ただ、そういった人とは、私は合わないんじゃないかなーと思います。

HSPなんかな？

留学時代、凄い好きだったスコティッシュの人がいました。
土日に会ってくれたから、きっと彼女はいないんだろうと思って、舞上がっていました。

まぁ、いたんですよねー

ちなみにこういう時、文化の違いなんだよーとかいう人もいますが、個人的には、貴方が嫌なら文化の違いなんて糞食らえですわ。

文化の違いだからって、妥協して良い点とダメな点がありますよ！

話がずれましたが、それを知った私は、いかに私の手を汚さずに彼女から彼を奪おうかとばかり考えていました。
留学の貴重な時間をこんなんにつかうなんて、本当に馬鹿や…

まぁそんなことを考えていたのですが、最終的には、「本当に好きだから、彼が幸せになる道を選ぼう」という判断で、身を引きました。

今思えば思うほど、赤面ものですが、それだって人生なんです。

この経験から、もふもふは、どう頑張ったって、自分の力ではどうにも出来ないものもあるのだ、という自然の摂理を学べました。

恋愛という、美しくも醜い感情をひたすら味わう事も出来ました。

それを、

くだらない！

の一言で一蹴してしまうなんて、そんな悲しい事を、わざわざ自分ではしなくても良いんではないですかね。

どんな経験や感情、気持ちだって一度しかない人生の一部だって思ったら、愛おしくなってくるんじゃないかな。

この映画みたいに、時が戻せたらとは思うけど、そしたら人生本気で生きなくなるかな。