日本の作法を見直す
お金も地位もない小娘に何ができる?
お金も地位もない小娘に何ができる?
これは、もふもふが留学中に色々な方に援助をしていただいた時に痛感したことでした。
相手は富裕層の方でしたから、私にはお食事をおごって下さいますし、いろんなところにも連れて行って下さいました。
もふもふは、本当に何もできず、ただただ自分の無力さを痛感するしかありませんでした。
実際に今でも何もできません。
でも、後々思うようになったのは、やはりマナーの大切さですね。
やはりマナーのある同年代の女性を見ていると美しいなと素直に思いますし、世界中で、マナーがしっかりしている人というのは、それ相当の扱いを受けることが出来るからです。これは、階級がしっかりしているヨーロッパでは特に感じることが多かったです。
そう考えた時に、マナーや礼儀の良さって、本当にその人の人生を変えることがあるかもしれないと考えました。
喋り方や食べ方が汚い人間を、誰が紹介したいと思うでしょうか。
紹介してもらった人の面子を潰さないようにするには、やはりマナーや常識がきちんとしている人になるのは必須だと思います。
ということで今回ご紹介する本を読む次第となりました。
こちら、旧宮家出身の竹田氏が書かれた本です。流石、ここに書かれている作法に詳しいと、きっと食事の場でも恥をかくことはないかと思います。
やはり、旧宮家出身ということで、天皇を支持するような記述が多々ありましたが(特に天皇に対する敬語や言葉遣いについて)、それはそれで興味深かったです。
箸の使い方にご注意
個人的に興味を持った個所は箸の使い方です。
日本人として、知っておくべき箇所だと思いました。
有難い事に、もふもふパパは箸の使い方にうるさかったので「忌み箸」や「立て箸」等の基本的な事は大丈夫ですが、未だに茶碗に箸をおいてしまう「渡し箸」はしてしまいますね。ダメだと分かっていても癖になっているので、ここは気をつけておこうと思います。
ただ、安心したのが、箸置きもお膳もない時には、そもそもマナー外の食べ方なので、そういうときには渡し箸はしても良いとのこと。
確かに、箸置きもお膳もない時に、机に置くのは嫌ですものね。
ちなみに、もふもふの同僚ですごくきれいな方がいるのですが、残念ながら握り橋のような持ち方をするので凄く驚いた記憶があります...
そういう時、この人は人生で何度か、自分の知らないところで損をしているのかと思うと何ともやりきれない気持ちになりました。
言葉遣いもすごく大事
・海外にずっと住んでいるのだから変な日本語なのよと開き直る日本人と、海外に住んでいるからこそ、話す機会はなくとも、常に綺麗な日本語を話そうと心がける日本人。
もふもふはこの2種類の海外在住の日本人にあったことがあります。
そして、前者になりかけていたもふもふが、後者の方にお会いして、我が身を振り返る良いきっかけとなりました。
やはり、良い年をして「ムカつく」とか「ヤバい」とかそんな語彙しかない人間は、もふもふはお付き合いはご遠慮したいです。自分もそういう人間だと周りからも思われそうだし、自分の思考にも悪い影響を与えそうなので...
日本語には、四季に関した、そして他者を気遣う美しい言葉があります。そのような言葉を忘れずに日々を過ごしていきたいです。
やはり海外に出たら、日の丸を背負っている、位の気持ちでいたいですね。
こちらの本には、敬語に関しても丁寧に書かれているので参考になると思います。
それでは、今日はここまで!
よければぽちっとお願いします❤