強制的異性愛主義がなければ私/あなたは同性愛者だったかも
異性愛主義は無理矢理作られるのか?
へろー!もふもふです!
日光のおかげでセロトニンがドバドバ出て大変なことになっていますね!
躁状態!(あかん)
さて、タイトルで「ほえ?」と思った人もいると思いますが、もふもふ、最近こんな本を読んでいました。
身体と感情を読むイギリス小説――精神分析、セクシュアリティ、優生学
- 作者: 武田美保子
- 出版社/メーカー: 春風社
- 発売日: 2018/04/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ジェンダー・トラブル 新装版 ―フェミニズムとアイデンティティの攪乱―
- 作者: ジュディス・バトラー,竹村和子
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2018/02/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ちなみにジュディス・バトラーの本は難しすぎて
(。´・ω・)?
となったので、こちらを買いました。
すごく分かりやすくて、本当に助かりました。
研究書って、レベルがあって、太刀打ちできんと思ったら、自分のレベルを下げるってのは大事ですね。
で、これらの本を読んだときに出てきたキーワード
強制的異性愛
そうなんです、この社会は「強制的に」異性愛なんです。
異性愛者じゃないと、LGBTQとかいうカテゴリーに属されてしまうんですよね。
LGBTという呼び方に問題があるのではなくて、そういうカテゴリーがあること自体が、異性愛が暗黙の「スタンダード」になっているという証拠ですね。
そして、ホモソーシャルである社会は、女性を通じて男同士の絆を確かめ合うので、「強制的異性愛」なんですわ。
ホモソーシャルにおいて、ゲイであることは、その絆を崩すことになるので嫌悪されるのです。
じゃあ、自分がそういう社会に置かれていなかったら、異性愛とか、LGBTQとかそんな概念さえもない社会にいたら、自分はどうなっていただろう。
でもそう社会ってなかなか思いつかないんですよね。
だって、生まれてきた時から、女の子にはピンクの服/男には青い服。
逆の服って見つかるのかしら?
で、育ってきたらディズニーチャンネルとかでは、「可愛らしいプリンセス」と「かっこいい王子様」のお話を見て、「そういうもんなんだ」と無意識に社会的な刷り込みをされて、
学校に行けばそういう刷り込みを受けてきた周りから「○○が好き」とかそんな話になって。
そこで同性の○○が好きって言ったら、多分一気に噂になるし。
成長したら、結婚とかモデルルームとか、必ず「男女セット」で「幸せな家族」の肖像を見せられて。
(最近では広告でゲイカップルが使われるようになってきたけど)
うーん、異性愛がスタンダードになっていない社会って、もふもふのしょぼい頭だとまだ思いつかないかな!
でも異性愛の概念がない社会にいたら、って考えることって今までの「当たり前」を壊してくれるから面白いね!