【感想】もう一度call me by your name みたよ
君の名前で僕を呼んで、また観ました
またまた観てきましたよ…
まだやっているところあるんですね。
さてさて思ったことをつらつらと書いていきます。
ネタバレあり。
初めて見た時にも思ったんですが、この映画は場面転換がさくさくすぎて時々疲れるんです。
でもそれがまるで、エリオの短い6週間を表しているようですね。
あと、個人的にmystery of loveが何故ここで切れるんやー
って思っていたんですが(テーマ曲なのにいきなりぶちっと切れてびっくり…)
2人が幸せで有頂天になっている時間と
そうではない、
現実世界に観客を引き戻すためかしら?
最後のダンスの相手はエリオではなく女性を選ぶオリヴァーは、あの時には無意識のうちに現実に戻ろうとしていたんでしょうね。
なんだか惜しいのは、
場面転換が忙しなすぎて、エリオの美しい顔をじっくりと堪能する事が出来ないこと。
また、曲、場面設定、雰囲気は緩やかな時間が流れそうな片田舎なのに、ピアノの音や場面転換が忙しなすぎてなんだか違和感を感じる…
忙しない忙しない、と連呼しているもふもふですが、きっと、もふもふは小説のような、緩やかな時間の流れをこの映画に期待してるのでしょう。
でも時間の制限がある映画にはこれが限界なんでしょうな。
あと、映画だとエリオ視点になったり、一瞬オリヴァー視点になりますよね。
小説では終始エリオ視点だから、オリヴァーがどんな人間だかは分かりづらいです。映画のオリヴァーの方が、その点、人間として肉付けされている気はする。
小説だと、エリオが恋するモチーフって感じ。人間臭さがない。
そして、やっぱりティモシー・シャラメの演技は素晴らしかったです。
彼の視線、話し方、仕草、全てがエリオでした。
彼のひょろっとした体躯はたまりませんね‼︎
プリケツやし。
(映画のレビューのはずが最後はティモシーのケツの感想になった)