生徒を脅す先生:そんなに勉強が大事?

進学校ならではの思い出


たまに、昔のくだらない思い出が蘇る時がある。



高校生一年の時に、成績が悪くて


このままだと、人生大変なことになりますよ


と保護者面談で言われた。


一応、県で一番の進学校であった。

素直で真面目な、先生の言うことを聞くしか能がなかった私は

本当にやばい!

と思い、


今まで優等生だった娘を持つ親も


やばい…?(私よりは先生の言うことに懐疑的)


と思ったそうだ。


県で一番の進学校の生徒になるってのは、


大変なことなんだな、


あんなに中学校の時に周りの子よりも


必死に勉強して(いや、勉強は得意だったな、中学校の時は)


頑張って入った先で


これかよ!


と憤りを感じたことは今でも忘れない


もちろん、東大や国立に〇〇名入ったと宣伝するために


先生達にもプレッシャーがあったのは分かる


でも、16歳とか17歳の生徒に


そんな言い方をして


ストレスをかけて、脅して、


そこまで勉強させて


入った先で


生徒は自分を活かして生きることが出来るのだろうか?


大半の周りのクラスメイトは、


勉強ばかりしていて


あまり面白いと思える人間だとは思わなかった。


私にはまるで、


ただのロボット軍団にしか見えなかった



私は有り難い事に



勉強面では劣等生になりましたが、


部活では全国の一歩手前まで行き、


劇団四季の劇場で


公演をさせていただくことが出来ました。


こんな高校生が全国にどの位いるんでしょうね


周りからは、親からは、劣等生と言われ続けた3年間だったけど、


あの時に部活で興味を持ったことは


今やりたい事に間接的につながっている


先生、



別に人生大変なことになってないよ



と今なら言えます。

親になったら言いたい言葉


勉強が出来ないと大変なことになる!


って散々言うよりも



どんな状況に陥っても何とかなるよ



そういう自信をつけてあげられる親に



私はなりたいです


心の冷えとり

心の冷えとり