HSPの苦しみとは~もふもふ編~
HSPの2種類の辛さ
こんにちは。もふもふです。
留学まであと2か月、退職まであと1カ月というところで、ミスをし引継ぎをしその日引き継ぎ者が突然やめてまた新しく教えなおすというカオスにより、胃痛が発生したので、お休みしました。退職日を申請してしまったので、無給休暇になるけど仕方ないよね。
胃カメラとエコーをとることになったせいで1万近く飛ぶらしいけど(この出費が激しいときに(´;ω;`))、仕方ないよね。
さてさて、今回はHSP考えてみたいと思います!
さいきんこちらの方のyoutubeを見ているのですが、ほのぼのしていて癒されます。
このストレス社会、癒しは大事よね、本当に。
喋り方もかわいらしくて、こういう話し方をdisられるであろう家庭で育ったもふもふにとっては、羨ましい...。
さてさて、HSPには二重の苦しみがあると書きましたが、それは何でしょうか。
①自分がそうだと気付いてしまった苦しみ
②非HSPの人から理解されない苦しみ
だと思います。②してはまだしも、①にしては、は?という感じでしょうから、①から始めてみようと思います。
HSPだと知って納得した反面、不安になった。
HSPを知ったのは、転職してその環境になじめず、適応障害と言われたことです。よく考えたら、トレーナーの人はトレーナーなのに明らかに鬱状態(目が死んでいる状態ってこれか!と隣で思っていた。)でしょっちゅう休むからトレーニングも進まず、ほかの人もしょっちゅう休むから変だとは若干思っていましたが、直感は素直ですね。
それはともかく、周りの雑談や電話の音、多すぎるチームメンバー、曖昧なjob description、皆仕事が多すぎて頼めない雰囲気、細かすぎる指摘(人によって指摘するところが違う)、あからさまにため息をつく隣の同僚...
もふもふはとても辛かったです。
雑談も隣にいる同僚のため息も、自分の事かな?とか(時々は実際そうだった)、もとから大雑把派なので細かすぎる指摘にノイローゼになったりして...
でも、そういう状態に全く動じない人間もいて、調べているうちにHSPという名前を知りました。
ちなみに、今はチームが変わったので私のメンタルはだいぶ良くなりましたが、もふもふがいた当時から30人中10人以上(派遣さん含めたらもっと)やめたり部署移動しているので、HSPではなくても辛い職場だったのでしょうね★
話しは戻りまして。
HSPのチェックをしたときに、めちゃめちゃ当てはまるのです...!
こちらでself-checkできます。
Are You Highly Sensitive? – The Highly Sensitive Person
というか、これ「皆」に当てはまる事柄じゃないんだ...!と思った時に愕然としました。
「皆」が見ている世界と自分の見ている世界は、違っていたんや...
私がHSPっぽいなと一番覚えているのは、
①ディズニーランドとかは大好きだけど、大きいキャラクターが来るのは嫌だった。大きい音が発生するアトラクションが嫌い。(今は大分軽減しましたが、直下型のアトラクションは乗りませんし、センターオブジアースは、最後の落ちるよりも直前の血か生物?の鳴き声が嫌いです。)
②小学校の徒競走で一人だけ、ピストルの音が嫌いなので耳を押さえていた(親に弱虫だとバカにされました)。
③がやがやしている教室は辛かった。
④他の子が、怒られているのが見るのが本当に嫌いだった。
⑤バレーボール部にいたのに、勝ち負けに興味がないのと、相手が負けると可哀そうなので、(だって相手のコーチめちゃくちゃ怖いんだもの。私たちが勝ったら相手チームの人達はあの鬼コーチに怒られちゃうのだもの)試合に出なかった。
⑥小学6年くらいの時に、この音楽を聴いてイメージを膨らませなさいという課題で、他の子はせいぜい紙半分くらい書いているのですが、私は2枚くらい書いて+絵も描いた。
⑦絵は昔から賞に選ばれたりして得意ではあったけど、美術の先生が後ろに徘徊してくるのが嫌いで、委縮して全く描けなかった。
⑧白黒写真が苦手(小1の時に見た、戦争の(原爆とか空襲後の遺体とか)悲惨な状態を思い出すので。不思議なのは、カラーの方が平気。シンドラーのリストもカラーだったら見れたと思う。それに対して、同級生が「こわいね~」だけで済んで、昼休みに普通に遊んでいるのが不思議だった。この空から焼夷弾が落ちてくるかもしれん!とか私は思っていた。)
⑨殺人事件のリアルな再現が苦手。疑似体験をしているようでくらっと来るときもある。これを作っている人は絶対にHSPじゃないと思った。
⑩最近だと、Call me by your nameにoverwhelm されて、鑑賞後立てなかった。友達は泣きつつ、よし、昼飯食べよ!って感じだった。あと、I am legendもきつかった...ゾンビが怖いのではなく、ウィル・スミス演じる主人公の孤独感に胸がえぐられるんですわ...
と、書き連ねてみたら沢山ありますね。
自分が「普通」だと思っていたので、「そういう」カテゴリーに入ってしまうと思った時、とても不安になりました。
鬱っぽい弟に「医者に行って『鬱だ』って診断が欲しいだけだろう」という、メンタルヘルスに対してデリカシーのない家庭で育ったというのもあるのでしょうが(文字にして可視化すると本当にえげつないね)、そこそこの大学まで行って留学までして、自分はそんな弱い人間なのか...
~その中の私の頭~
弱い人間?
異常なの?
病院に行ったほうが良いの?
有難いことに、今日ではHSPに関する動画やブログ、本のおかげで情報収集が出来るので対処は分かるようになりましたので、今は病気ではなく、生まれつき持っている性質だと理解しております。
今度は、HSPの茶話会でも行ってみたいなと思います。
HSPだと知って安心したという声が多い反面、私みたいに不安になった人間もいるということです。(今は軽減しましたし、ある意味割り切っています。)
非HSPの人からはどうやったって理解されない。
これは、上記に書いたもふもふの記憶にもあると思いますが、私の父親は超鈍感です。非HSPだと思う...親だからこそ、分かってくれるわけではないのですね。
HSPの特質を持った人だったら、大きい音にびっくりした相手をバカにしたりなんてできないと思います。
精神科に行った弟に「そういう診断が欲しいだけ」なんて言えないと思います。
また、もふもふの旦那さんも、もふもふはそういう新しい概念に飛びつくのが好きなだけなんじゃないの?と言います。(彼は、私のことを超超mildなautismだと思っていたそうです。日本とアメリカだと自閉症に対する考えや扱いが違うので、あえて英語で書きました。)
ただ、結婚式も「終わりの時間が決まっていないと嫌だ」という私に合わせて(海外の結婚式はそこがゆるゆるで、無駄に思えて私には耐えられなかった)大幅に時間を短くしてくれたり、一人でいたいという要求に対して、「HSPは認めないがautism傾向があるからこうなんだな」位に彼なりに私のことを解釈しているようです。
家族にもHSPがいて、理解してくれるというのが理想ではあると思います。
ただ、家族構成や他人は変えられません。
その向き合うのには辛すぎる事実を胸にしまいながら、HSPの人達はHSPの人達で対策を練るのが良いと思います。
ただ、最終的にその人といるだけぐったりと疲れるのならば、たとえ家族でも距離を置くのが大切だと思います。物理的に無理でも、心理的になら出来ます。
もふもふは、もう一人の自分が天井から自分と家族がいる状況を見ているようなイメージを思い浮かべます。それはここから学びました。
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時と場合を間違えると、ただのぼーっとしている人になってしまうのですが(笑)、いざという時には役に立ちます。
ただ、「気にしすぎだよ」とか、「被害妄想」とか言われるときついですね。
こういう人は非HSPの標本として、どういう考え方をしているのだろうかと学ばせてもらうために、お付き合いしても良いのかもしれないですが。
なんだか、毎回毎回とりとめのない内容ですいません。
最後に、茨木のり子さんの詩を載せたいと思います。
自分の感受性ぐらい
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ
私たちも、自分の感受性ぐらいは自分で守りましょう。
誰の責任にもしてはいけませんよ。
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