TImothee Chalamet の英語が聞き取りづらい理由 その2

 なぜ、ティモシー・シャラメの英語は聞き取りにくいのか?

 

※全国のティモシー・シャラメのファンの皆様、決して彼の英語やインタビューをけなそうとしているわけではなく、非英語ネイティヴとして、彼の言っていることを一語一句理解したいがために,、もふもふ個人が勝手に考察したページとなりますので、ご承知おきください。

 

 先日、新宿にてこちらの雑誌(ENGLISH JOURNAL:EJ)を買いました。

 

 もちろん、表紙のティモシー・シャラメにつられて買っただけです。英語圏に留学するのに英語学習が苦手なので、そのために雑誌を買ったわけではありません。

ティモシー・シャラメのインタビューの解説がとても分かりやすく日本語で書いてある為、シャドーイング練習も兼ねて聞いていたところ、

早すぎて舌を噛みました。

 

それと同時にどうして彼の英語が難しいのか、更に分かった気がしました。

もちろん、これはティモシー・シャラメの英語だけではなく、分かりやすいネイティブとそうではないネイティブの話し方や英語の違いと、そういったネイティブスピーカーと話さなきゃいけないときの自分自身への心がけも兼ねて書きたいと思います。

 

こちらは以前の記事です。

mofumofu222.hatenablog.com

こちらの記事で、もふもふは以下の3点にまとめました。

①速い
②ah.とかyou know.とかつっかえることが多い
③he goes far away from the original question 、話が逸れやすい笑

 

今回も、この3点と被るところもございますが、考察していきたいと思います。

 

インタビューのシチュエーションによって速さは変わる

 

この雑誌には、2種類のティモシー・シャラメのインタビューが収録されています。

 

一つ目が2018年ロンドン映画祭の時のプレミアでのインタビューで、多分レッドカーペット上でのインタビュー。

もう一つがトロントの記者会見でのもうすこしフォーマルなインタビューです。

www.youtube.com

動画、見つけてきました。

どうでもいいですが、喋り終わった後に誰にマイクを渡したらよいか分からなくて両手に載せる人(18:21)は初めて見た。ちゃわいい。

ちなみに、このあとに枯れ...カレル(枯れるって変換されるのマジやめろ)のkeep goingは、EJに収録されておりません。がっつり切られた後のインタビューが収録されております。

 

インタビューの種類によって、ティモシーの喋り方はだいぶ変わります。

レッドカーペット上のインタビュアーとの一対一の会話の時は、早すぎて全く分かりません。もごもご喋るなよ、と思うくらい(笑)

よくファンからawkwardと言われているだけありますね!

 

それに比べると、記者会見の時は非常にゆっくりで、喋り方もフォーマルです。(EJでは、速い、とされておりますが、普通だと思います。)

一緒に会見をしている、デヴィット・シェフ、ニック・シェフ、スティーヴ・カレルも分かりやすく話しております。特に、スティーブ・カレルは聞き取りやすいです。

やはり歳もあるとは思うのですが、場によって、彼は話すスピードがかなり変わるということが分かりました。

 

ここで文/単語を区切るんですか!!

 

日本人が思いつきづらい、単語や文章の途中で区切る傾向があります。

 

この特徴、本当にノンネイティブには辛いです。

 

例えばですが、収録されている文章で、

a lot of ups and downs and a lot of preparation. There was, like, a weight loss.

の2文があるんですが、多分日本人が読んだら

a lot of ups and downs and a lot of preparation. There was, like, a weight loss.

のところで区切るとおもうんですが、ティモシーの場合、

a lot of ups and downs and a lot of preparation. There was, like, a weight loss.(少なくとももふもふにはそう聞こえる...)

文章で区切らないの!の前まで一気にがーっと話すのです。

 

もふもふは、カンマの前ではいったん区切ると習ったぞ...

この、ノンネイティブではあまりやらない文章の区切りが、余計に聞き取りを難しくしていると思います。

 

 頭の中で、知っている文法で文章を構築できないから、ノンネイティブには必須の推測もなかなか出来ないのです。

 

話の持って行き方

 

やはり、話の内容が行ったり来たりします(笑)

聴いている私たちにしてみれば、もっとダイレクトに答えてくれよ~と思うくらいグダグダだったりします。

質問をされて、答えを言おうとしてどんどん外れて、また戻ろうとするとか。(そしてまた変な方向に行っちゃう(笑))

 

例えば、記者会見のインタビューで、「このプロジェクトをする前にどんな準備をしましたか?」という趣旨の質問をされているのですが、1分くらい質問とは少し離れたことを述べてから、to answer your questionって言っていて、ここまでの1分は質問の答えではなかったんだ!!! となりました。

 

前の記事でも書きましたが、喋っている単語は簡単です。よく言葉につっかえるので、like...like....が繰り返されます。また、同じ単語・表現を数回使っております。収録されている表現で、dad vibes(お父さんオーラ)と言っていますが、他のインタビューでもvibeって言っていました。

 

結論としては、以前の3つの特徴にプラス、文章の区切りと追加しました。

ちなみにですが、スティーブ・カレルのインタビューの答え方は、英語学習者にもわかりやすいと思います。きちんと考えながら、丁寧に答えていて、特に早いわけでもなく。

むしろ、こんなに遅くしゃべっても大丈夫なんだなと安心するくらい。

私達non-nativeが英語を勉強をする時、大概は「内容が固まってる綺麗な英語」です。

ニュースとか、リスニング教材とか。他のセレブも、人によっては本当に聞き取りやすいです。

 

結論:やっぱりティモシー・シャラメは最高である

 

なんだかんだ言って、awkwordでも話が逸れても一生懸命に自分の意見を言う姿勢にはとても好感が持てます。

オシャレで、フランス語もペラペラで、ファンにも真摯な対応で接するシャラメ...

 

そんなティモシー・シャラメの喋っている言葉をどうにかどうにか字幕なしで理解するため、もふもふは英語を勉強し続けるのです。

というわけで、インタビューを聴きたい方は、是非今月のEJをどうぞ。

 

 

ちなみにもふもふマンマは、ティモシー・シャラメを、なぜか『ちゃらめ君』と呼んでおります。

図々しい....(?)

 

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