ビューティフル・ボーイ観ました！

ティモシー・シャラメの最新作、ビューティフル・ボーイ観ました！

4/12日からロードショーの『ビューティフル・ボーイ』の感想です。

ビューティフル・ボーイ (マグノリアブックス)

作者: デヴィッド・シェフ,David Sheff,市ノ瀬美麗
出版社/メーカー: オークラ出版
発売日: 2019/04/03
メディア: 文庫
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※ネタバレあります。

もふもふは、二子玉川で観てきました。

公式サイトはこちら↓

beautifulboy-movie.jp

あらすじは、公式サイトで見てください。

やっぱり綺麗なティモシー、素敵なお父さんスティーブ

今、ハリウッドで最もホットな俳優の一人である、ティモシー・シャラメ。

『君の名前で僕を呼んで』の時の美少年のような初々しさはなかったですが、薬物に落ちていく青年を見事に演じていました。

彼の横顔、特に鼻筋が綺麗だと思うのですがいかがでしょう。あと、目の綺麗さ。

もふもふは、瞳の綺麗な人=青い目だと思っていたのですがそんなことないですね！彼は目で射殺す子です...

今回、役に合わせて大規模な減量をしたとのことですが、背骨なんて痛々しいほどにシャツに透けていて、観ているこちらが辛いのですが、それもまたはかなげな印象が出ていて美しい...（あくまでティモシー・シャラメの場合ですよ！普通の人はあんなに痩せたらだめです！）

そして、もう一人の主役のスティーブ・カレル！（枯れるって変換されるの辛い...）

自分の息子を信じて裏切られての繰り返し。彼の痛々しいほどに息子を思う気持ちが伝わってくるのですが、本当に辛かった。息子を救うのを一度は諦めてしまうのですが、最後の最後で、元奥さん、現奥さんの支援もあり、支えることにします。

私は知らなかったのですが、まさかまさかのグルーのお声の方でした！！！！

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ビューティフル・ボーイの時とは全く違う（笑）

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肝心のお話は。。

肝心のお話ですが、観終わって思ったのは、

1時間半かけて特に何の進展もない映画だったな

でした。

個人的にはティモシー・シャラメが出ていなかったら観ていないと思います。

ある日突然息子が薬物を常習的にやっていると知って、リハビリテーション施設に連れて行って、抜け出して（抜け出した場合は施設の責任外だからといって何もしない施設の対応にもびっくり。そういうことをする患者がいるって想定していないのかな？）、「頑張るから！」といって大学行って結局だめで、離婚したお母さんに会いにLAに行って、お父さんのとこに戻って結局ヤバい薬物やって死にかけているところを運ばれて終わり。

エンドロールで、8年しらふです。

って.....

うーん、、、、、そこまで作品にすればよいのに

途中で、内向的なニック（ティモシー・シャラメ）の心の闇みたいなのが見えて、多分それが薬物に依存してしまう要因なんでしょうが...

もう少し、薬物にハマった時とか、そういうところを描いてほしかったです。

で？なんなん？

って思ってしまったのが正直な感想。

また、薬物が簡単に手に入るアメリカ、そして非情なリハビリ施設にアメリカ社会の恐ろしさを感じました。というか、あんな強い薬物やって、捕まらないの？！

グリーのコリーもoverdoseで亡くなりましたが、なんとなく、リハビリ施設じゃ限界があるのかなと思いました。もちろん、回復する人もいますし、日本みたいに社会復帰できないほど懲らしめるのもどうだろうとは思いますが、こちらの対応も冷たい.....

とりあえず、薬物はダメです！

個人的には、ずっと冷静だった義理のお母さんが、実はとてもニックの事を考えていて、必死に車で一人で追うんですが、間に合わず諦めて泣くシーンが辛かった。

血が繋がっていないから、冷静でいられるのかなとか思っていたのですが、彼女は彼女なりに義理の息子を思っていたのですね。