今月の面白かった本:『ヴィオラ母さん』『「普通がいい」という病』

今月のおすすめの本2冊

 

こんにちは!

もふもふです!

 

櫻の素敵な季節までもう少しです。

どうでもよいですが、桜、よりも櫻という漢字の方が好きです。

 

櫻といえばこの漫画...

 

櫻狩り 上 (Flowersコミックス)

櫻狩り 上 (Flowersコミックス)

 

 18歳未満の人は見ないでくださいね。

 

さて今週読んだ本で面白かったものを2冊、お勧めします!

 

ヴィオラ母さん

 

実はテルマエ・ロマエは大筋のみ知っているというレベルなのですが、ある時作者のヤマザキマリさんがインタビューで答えている内容がとてもかっこよく、もふもふの母親の出身地北海道、同じ道民!ということで彼女自身に惹かれたんです。

 

そしたら、偶然お母様の事を言及されている記事を見つけ、読んでみたらこれまた面白い。

 

そこでつい買ってしまいました。

 

まだまだシングルマザーや女性の社会進出が珍しかった時代、逞しく生き抜いた、ヤマザキマリさんのお母様。

マリさんの逞しさは、お母さん譲りなんだろうなと思ってしまいました。

 

特に、マリさんの誕生日にお母様がかけた言葉はとても面白いです。

そう来たか!

というのが率直な感想。

 

②「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講

 

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

 

 

これは今年の中でも名著になりそうな一冊です。

 

詩や対談、小説から抜粋された例が豊富で、筆者の教養の高さが垣間見れます。

抽象的な話でも、具体的な例があると分かりやすいですね。

筆者の方曰く、詩人の方は、異常と正常の狭間にいるので、例として詩を引用するみたいです。

 

もふもふは、茨木のり子さんの詩が読みたくなりました。

 

茨木のり子詩集 (岩波文庫)

茨木のり子詩集 (岩波文庫)

 

 

精神病を患っている方の方が、物事の本質を見抜いていて、一見「正常」な人の方が実はそうではないというのが胸に響きます。

 

中原中也さんの詩を例に挙げていますが、やはり詩人とは言葉の魔術師ですね。

 

また、自愛についても、3本のバナナを使った例えをしていますが、分かりやすいので是非読んでみて下さい。

 

たしかに、自愛の精神があって余裕がある人程、人にも程良い愛情を与えられるような気がします。

もふもふは親から、まずは他人!っと躾けられ来たので、なかなか難しいですが。

 

筆者の方はお医者さんのキャリアを一時中断して、フランスに音楽留学をしたそうで、自ら述べられていることを体現していて、良いですね。

 

こちらも読んでみたいです。

 

 

 

「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義

「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義

 

 

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