今月の面白かった本:『ヴィオラ母さん』『「普通がいい」という病』
今月のおすすめの本2冊
こんにちは!
もふもふです!
櫻の素敵な季節までもう少しです。
どうでもよいですが、桜、よりも櫻という漢字の方が好きです。
櫻といえばこの漫画...
18歳未満の人は見ないでくださいね。
さて今週読んだ本で面白かったものを2冊、お勧めします!
①ヴィオラ母さん
実はテルマエ・ロマエは大筋のみ知っているというレベルなのですが、ある時作者のヤマザキマリさんがインタビューで答えている内容がとてもかっこよく、もふもふの母親の出身地北海道、同じ道民!ということで彼女自身に惹かれたんです。
そしたら、偶然お母様の事を言及されている記事を見つけ、読んでみたらこれまた面白い。
そこでつい買ってしまいました。
まだまだシングルマザーや女性の社会進出が珍しかった時代、逞しく生き抜いた、ヤマザキマリさんのお母様。
マリさんの逞しさは、お母さん譲りなんだろうなと思ってしまいました。
特に、マリさんの誕生日にお母様がかけた言葉はとても面白いです。
そう来たか!
というのが率直な感想。
②「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講
「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)
- 作者: 泉谷閑示
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/21
- メディア: 新書
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これは今年の中でも名著になりそうな一冊です。
詩や対談、小説から抜粋された例が豊富で、筆者の教養の高さが垣間見れます。
抽象的な話でも、具体的な例があると分かりやすいですね。
筆者の方曰く、詩人の方は、異常と正常の狭間にいるので、例として詩を引用するみたいです。
もふもふは、茨木のり子さんの詩が読みたくなりました。
精神病を患っている方の方が、物事の本質を見抜いていて、一見「正常」な人の方が実はそうではないというのが胸に響きます。
中原中也さんの詩を例に挙げていますが、やはり詩人とは言葉の魔術師ですね。
また、自愛についても、3本のバナナを使った例えをしていますが、分かりやすいので是非読んでみて下さい。
たしかに、自愛の精神があって余裕がある人程、人にも程良い愛情を与えられるような気がします。
もふもふは親から、まずは他人!っと躾けられ来たので、なかなか難しいですが。
筆者の方はお医者さんのキャリアを一時中断して、フランスに音楽留学をしたそうで、自ら述べられていることを体現していて、良いですね。
こちらも読んでみたいです。
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書)
- 作者: 泉谷閑示
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