生きる目的は自分で探していくしかない
誰もあなたの代わりには生きてくれない
当たり前なんだけど、それが当たり前じゃない人って結構います。
私もそうでした。
いい高校→偏差値55以上大学→大企業
これが自分にはあっているんじゃないか、とかなーんにも考えずにただただ周りに流されていました。
転機になったのは大学在学中の留学です。
世の中にはこんなに「レール」から外れた人がいるんだな、と実感しました。
日本に帰ると、とりあえず就職活動しましたが、なかなか決まりませんでした。
というか、スーツではなくて、自然体で来てくださいってメールに書いてあったから行ったらフォーマルな私服で行ったら、100人中2人しか私服の人がいなくて、本当に驚いたことを覚えています。
ディスカッションをして下さいって言われたから、したら、いきなりめちゃテンションの高い男子が仕切り出して「俺Fラン卒だから!」を連呼。
そんなことばかりだったので、嫌気がさして大学の求職案内から探しました。
文系で大学の学生課から仕事を探す人って、なかなかいないんじゃないかなと思います。
翻訳ないですか?
と聞いたら一件あったので即連絡して、即決まりました。
人生そんな感じで決まるのかなと思った瞬間です。
就職はゴールじゃない
就職はゴールじゃないです。
それからも、どうやって面倒な人間関係から逃れるか、行きたくない部署に行くか、どうサバイバルしていくのか。
そして大企業に行ってぶっ倒れました。
就職活動していた時にはこんなことになるなんて思いもよりませんでした。
もふもふにとっては、結婚生活もお金を稼ぐことも、あまり生きる目的ではないんだなと実感出来たことが、今回の件から学べたことだと思います。
研究書を読んで、知らない世界を知った時に、もふもふは頭から光が差すような気がします。
きっとその瞬間を味わいたくてもふもふは生きているのかな。
最近、それが私の生きる理由なのかもしれないと思いました。
鈍感な世界に生きる 敏感な人たち (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)
- 作者:イルセ・サン
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