モーリスを観てきました

Maurice, 観てきました!

 

Call me by your nameでアカデミー脚本賞を受賞した、アイヴォリー氏の作品、『Maurice』。

恵比寿で観てきました。

お客さん、めちゃ多かった...

 

モーリス HDニューマスター版 [DVD]

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Call me by your nameのトレーラーを観た時から、雰囲気が似ているなと思っていたので、実際にアイヴォリー氏だと知って本当に驚きました。

彼は本当に、ヨーロッパ的な雰囲気を醸し出すのが上手ですね。

 

さて、実際に見直すと、同じ大学生でも、オリヴァーとクライブ/モーリスだと、知的に洗練されているのは、ケンブリッジ生の後者に軍配が上がるなと、(時代や国が違うとはいえ)思いました。

 

オリヴァーが大学院生である必要性はあったんかな...とか思ったり。そりゃ、1910年代でケンブリッジに行く人なんて、国を背負ったエリートだもんね。位置づけが違うよね、分かっているのだけど、つい...

 

原作を読むと、E.M.Forsterがいかに知識人だったのかっていうのが分かるなとか思ってしまったり。

 

比べようがないのはわかっているのですが。

 

フォースターは自身のセクシュアリティを取り巻く社会的事情に対して、未来への希望をモーリスに託したのだろうし、アンドレ・アシマンは確かゲイではなかったと思うので、また作者から見た、その作品の重要性も違うのでしょうしね。

 

書きたいことがありすぎて、文章がまとまっていないですが、もうまとめる気もありません。

 

素直に書いていこうっと。

 

でも、観終わった後で、心がすっきりするのは、『モーリス』なんですよね。

 

やはり、最後には恋人達には結ばれてほしい、そう願わずにはいられないのです。

 

また、アレクとモーリスがお互いの為にすべてを投げ捨てて二人で生きていく道を選んだというのは、同性愛関係なく、恋愛小説において最もロマンチックな要素の一つでもありますしね。

 

オリバーはやはり、クライブに投影してしまいますね。

 

世間の目、自分のキャリアを優先し、エリオと別れる道を選んだっていう。

 

もちろん、若いエリオには、オリヴァーの抱える世間体とか、そういうものがまだ理解しきれていないのだろうとは思うのだけど。。

 

そういえば気づいたけど、エリオって夏と冬以外はアメリカに帰っているのですよね?

なんか今生の別れじゃないのに、アメリカに帰ったら会おうってならんかったのかなとか、ふと思ったり。

もちろん、80年代のアメリカがゲイに風当たりが激しいのは分かっていますが。

 

それでは、皆さん、よいGWをお過ごしください。

もふもふは唇がしょっぱいです。(´;ω;`)