翻訳学入門の良書をみつけた
これから翻訳学を学びたい方へ
只今ロックダウン中のイギリスからこんにちは、もふもふです。
外出自粛中ということで、本を読んでみようと思う方もいらっしゃるかもしれません。
そんな中、翻訳学をこれから勉強したい方にお勧めの入門書を一冊ご紹介します。
とても読みやすくて、留学前にきちんと読んでおけばよかったと思った一冊です。
こちらですね。
コミュニティ通訳や、翻訳メモリー(TM)、ニュース翻訳、会議通訳、トランスレーション・スタディーズの概要(スコポス理論、等価、翻訳シフト、多元システム理論、記述的翻訳研究、翻訳規範...)といった、私が大学院で学んだことがすべて網羅されています。
これを一冊ざっと読めば、翻訳通訳学の概要は掴めます。
『翻訳って実践をどんどん積んでいくのでしょ?』
と思った方、実践中心の大学院では分かりませんが、そういう大学でも少なくともVermeerのスコポス理論や、Nidaの等価といった理論や概念は必ず学ぶと思います。
いきなり英語で読める方はそうでもいいですし、日本語の本が良い方はぜひ読んでみてください。
特に、概念と言った抽象的なものですと、英語で理解することは本当に難しいです。ネイティブの子たちも意味が分からんと言っていたので相当なのでしょう。
ちなみに英日翻訳に関しては、こちらの有名な本を留学前に読みました。
授業で先生が紹介してくれるまで忘れていましたが。帰国したら読み返そう。
それでは、不要不急の外出は控え、お体にお気をつけてお過ごしください。
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